Excelで「図として保存」する3つの方法!【高画質で画像を取り出す】

Excelで「図として保存」する3つの方法!【高画質で画像を取り出す方法】

ITオタクのアキラです。

 

WordやPowerPointerには「図として保存」という機能が搭載されていますが、Excelにはなぜかありません。

 

しかしエクセルでも簡単に保存出来る方法を3つ解説します。

 

どれも超カンタンですので、普段の作業にぜひ取り入れてみて下さい!

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@ペイントを使う方法(手軽かつ高画質)

結論から言ってしまうと、この方法が最も簡単かつ、画質も良いです。

 

「ペイント」の見つけ方は2つ

 

  • スタート ⇒ すべてのプログラム ⇒ アクセサリ
  • スタート ⇒ プログラムとファイルの検索 ⇒ “mspaint”と検索

 

 

「ペイント」が無い場合はこのあと紹介するABのやり方で良いですが、基本はペイントでOK。

 

ペイントを使う方法は大きく2つありますが、どちらもさほどやり方は変わりません。

 

今回は、例として以下のセル内をそのまま画像とする流れで説明します。(図形や表、グラフでも変わりません)

 

 

 

 

ペイントにそのままコピペする方法

ペイントを使った1つ目の方法は、ずばりそのままコピペする方法です。

 

まずは「図として保存」したい範囲を選び、コピー(Ctrl + C)。

 

 

 

次に「ペイント」を開き、そのままペースト(Ctrl + V)

 

 

 

右や下の余計な余白は、手動で縮めればOK。

 

あとは名前を付けて保存で「PNG」「JPEG」などを選べば、アッと言う間に以下の通りキレイな画像として取り出せます。

 

 

 

 

画面全体をキャプチャしてから取り出す方法

ペイントを使った2つ目の方法は、エクセル画面全体をキャプチャーとして一旦取り出す方法です。

 

キーボードには、「プリントスクリーン」キーがついているハズです。

 

 

 

これをクリックして、Excel画面全体をキャプチャーしてしまいましょう。

 

 

 

続いては、ペイントを開いて貼り付けます。(Ctrl + V)

 

全体を貼り付けた後に、必要な部分だけトリミング。

 

 

 

今回は、あえて17行目の中途半端な部分までをトリミングしました。

 

そしたらあとは「PNG」「JPEG」などの形式で保存すればOK。

 

以下のような画像として保存できました。

 

 

 

 

 

 

ペイントを使った方法がもっともシンプルで簡単、そして画質も良いです。

 

もし「ペイント」が無いのであれば、このあとのABの方法をお試し下さい。

 

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Azipへの変換して画像を取り出す方法

2つ目の方法は、「一度zipファイルへと変換して、その中から画像ファイルだけ抜き出す」方法です。

 

まずは「図として保存」したい範囲を選び、コピー(Ctrl + C)。

 

 

 

  1. ここで「新しいBook」を開く
  2. A1セルを右クリック
  3. 形式を選択して貼り付け
  4. 「その他の貼り付けオプション」内の「図」を選択

 

すると以下のとおり貼り付けられます。

 

 

 

次に、この貼り付けた画像をクリックし、それをまたもやコピーします。

 

そのまま「貼り付け」内の [形式を選択して貼り付け] をクリック。

 

すると、以下のとおり画像の形式を選択した上で貼り付けられるため、PNGやJPEGを選択する。

 

 

 

以下のとおり画像が2枚並んだところで、ファイルを一旦保存して閉じます。

 

 

 

ファイルを閉じたら、そのファイルの拡張子を「.zip」へと変更します。

 

ここでは例として、「Book2.xlsx」の「.xlsx」を「.zip」へと書き換えました。

 

 

 

なお「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。」と出ますが、無視して「はい」を選択しましょう。

 

zipファイルを開き、以下の順に確認してみて下さい。

 

  1. [xl] フォルダ
  2. [media] フォルダ

 

中にはなんと、先ほど [形式を選択して貼り付け] でコピペした画像が、imageファイルとして残っているハズです。

 

そしてもう一つ、「.emf」というファイルもあると思いますが、これは最初に貼り付けたもう一方の画像ファイルです。

 

以下は、上の流れでzipファイルから取り出したJPEG画像です。

 

 

 

@ペイントを使う方法で取り出した画像と比べると、文字が太くなってしまっていたり、画質がやや荒いのが分かるかと思います。

 

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BWordやPowerPointerを組み合わせる技

WordやPowerPointerには「図として保存」という機能が元々搭載されています。

 

そのため、その機能を使えば簡単に画像として保存することが出来ます。

 

まずはExcelにて「図として保存」したい範囲を選び、コピー(Ctrl + C)。

 

 

 

(ここでは例として)Wordを開き、「貼り付け」オプション内の「図」を選択。

 

あとは貼り付けられた図を右クリックし、「図として保存」を選択すれば画像として保存完了です。

 

 

 

実際にこれで保存したのが以下の画像です。

 

 

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図を一気に見比べてみる!

では最後に、取得した画像を一気に見比べてみましょう。

 

 

ペイントでそのまま写しだす方法

ペイントでは2種類の方法をお伝えしましたが、どちらもキレイに表示されています。

 

 

選択範囲を直接ペイントへ貼り付けた場合

 

スクリーンキャプチャを取ってトリミングした場合

※あえて列番号・行番号も含めてキャプチャーしてみました

 

 

 

 

zip化した後に中から取り出す方法

この方法は結構面倒なうえに、画質もやや変わってしまいます。

 

 

 

 

 

Wordなどの「図として保存」機能を使う方法

この方法は「ペイントは無いけど、Wordやパワポはあるよ」という方には良いでしょう。

 

画質もペイントと差異ありませんね。

 

 

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まとめ!

Excelでセル・図(表やグラフなど)を「図として保存」する3つの方法を解説しました。

 

最後に簡単にまとめておきます!

 

  • 図として保存するには、ペイントを使う方法が最も簡単かつキレイに仕上がる。
  • ペイントの場合、図にしたいオブジェクトをそのままペイントへコピペするか、「プリントスクリーン」キーで全画面キャプチャーを取りトリミングするか、いずれかでOK
  • Book内で画像ファイルを作り、zipにして取り出す方法もあるが、画質が悪く、手順も面倒なのであまりオススメしない
  • 「図として保存」が標準搭載されているWord/パワポがあれば、そこへ貼り付けたあと、「図として保存」を選択するだけでキレイに取得できる

 

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