【エクセル】矢印をまっすぐ美しく描く3つの方法 <画像で解説>
ITオタクのアキラです。
エクセルで矢印を挿入した際に、『まっすぐ引けない』とお悩みの方も多いでしょう。
しかし超カンタンな方法で真っ直ぐ引く方法がありますので、ご紹介します。
またそれぞれ微妙に動作が異なるため、ぜひ全ての方法に目を通してみてください!
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【大前提】矢印の挿入方法は2ステップ!
念のため、「矢印の挿入方法」を説明しておきます。
不要な方は「@[Shift] キーでまっすぐ引く方法!」へジャンプして下さい。
さて、線の挿入は以下の2ステップでOKです。
[挿入] タブ内にある[図形] ボタンをクリックすると、以下のとおり色々な線を選べます。
「矢印」の他にも「直線」などがありますので、好きなものを選びましょう。
あとは左クリックをしながら引きたいところまでひっぱり、指を離せばOK。
※ここでは「直線」を例にしています
同じ線(矢印)を2本以上入れる場合は、1本目をコピペして増やしましょう。
(毎度「挿入」は面倒なため)
一本目をクリックし、[Ctrl] + [C] でコピー。
あとは [Ctrl] + [V] で必要な分だけ増殖(貼り付け)しましょう。
真横・真下にコピペする場合は?
余談ですが、上記の方法でも簡単にコピーできますが、斜め下にコピーされていくのが分かると思います。
もしも、オブジェクトの真横や真下にコピーしたい場合は、Ctrl と Shift を押した状態でオブジェクトを左クリックし、そのまま上下左右にカーソルを動かします。
コピーしたい場所が決まったら、左クリックを離せばOKです。
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@ [Shift] キーでまっすぐ引く方法!
さて本題です。
矢印をまっすぐに引く一つ目の方法は、[Shift] キーを押しながら引く手法。
この方法では、
- 「新しく書く矢印」は45℃刻みに
- 「既存の矢印」は、そのまままっすぐに
引くことが出来ます。
「新しく書く線」は45度刻みに!
新しく矢印を挿入する場合は、Shiftを押したまま引くと45度刻みにまっすぐ引けます。
以下のとおり、カクカクと45度ずつ方向を決められるため、平行・垂直にきれいにまっすぐ引くことが可能。
▼新しく書く場合▼
※ここでは「直線」を例に挙げてますが、矢印も同様です
「既存の線」は、そのまままっすぐに!
すでに描かれている線の場合、Shiftを押していると(角度を変えずに)その線をそのまま伸縮することが出来ます。
▼既存の線を伸縮させる場合▼
※ここでは「直線」を例に挙げてますが、矢印も同様です
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A [Alt] キーでまっすぐ引く方法!
まっすぐに引く2つ目の方法は、[Alt] キーを押したまま線を引く手法。
「@[Shift] キーでまっすぐ引く方法!」と似ていますが、Altキーを押したままの場合、「セルの角」を終点としたキレイな線を引くことが出来ます。
この場合も、
- 「新しく書く線」
- 「既存の線」
で若干動きがことなります。
「新しく書く線」は“セルの角”が始点・終点となる
新しい線を挿入する場合、Altキーを押していると、始点が「セルの角」に置かれます。
さらに終点も「セルの角」へと吸い寄せられます。
つまり「セルの線」に重なるように平行・垂直に引くことが可能。
※ここでは「直線」を例に挙げてますが、矢印も同様です
「既存の線」は、“セルの角”が終点となる
Altキーを使って「すでに引かれている線」を触る場合は、終点のみ「セルの角」へと行き着きます。
※ここでは「直線」を例に挙げてますが、矢印も同様です
なお既存の線であっても、上記のとおり始点・終点をそれぞれ動かせば、双方を「セルの角」へとキレイに描くこともできます。
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B [サイズ] から平行・垂直に引く方法!
オブジェクト(線や矢印など)をクリックすると、「書式」タブが開かれますが、その中の「サイズ」を使います。
▼[書式] タブ内にある▼
これは「平行の状態」から縦に伸ばしたときのサイズを表しているのですが、簡単に言うとこの値を「0」にすれば、オブジェクトは平行になります。
※ここでは「直線」を例に挙げてますが、矢印も同様です
なお「垂直」にしたい場合は、「サイズ」の右下のマークをクリックし、【回転】を90度もしくは270度にすればOK。
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まとめ!
Excelにおいて「矢印をまっすぐ美しく引く」3つの方法を解説しました。
最後に簡単にまとめておきます。
- 矢印は [挿入] タブ内の「図形」から選択できる
- まっすぐ引く1つ目の方法は、[Shift] を押しながら引く手法であり、「新しく書く場合」と「既存の矢印を伸縮する場合」に使える
- まっすぐ引く2つ目の方法は、[Alt] を押しながら引く手法であり、「セルの角」へ向かって線が引ける(セルの線に対して平行・垂直にも引ける)
- まっすぐ引く3つ目の方法は、[サイズ] プロパティにおいて高さを「0」に設定する手法であり、これにより「傾いたオブジェクト」を平行にできる
当サイトでは、他にもExcelに関する役立つ情報をまとめていますので、ぜひ便利な知識を身に付けて頂ければと思います!
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