【Excel】テキストボックス内の行間をパパッと調整できる5つの方法

【Excel】テキストボックス内の行間をパパッと調整できる5つの方法

ITオタクのアキラです。

 

Excelではテキストボックスを自由に挿入できますが、その中で「文字の行間」を調整する方法はあまり知られていません。

 

ここでは、行間の調整について詰め方や広げ方、行間の5つの種類を分かりやすく解説していきます。

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目次

 

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テキストボックス内の行間調整には5つの種類がある!

Excelでは、以下のとおり「テキストボックス」内の行間を調整出来ます。

 

その前に、まず「行間」を勘違いしている方が非常に多いので、簡単に補足しておきます。

 

行間とは「文字と文字の間」のことではありません

 

 

 

行間とは、行の上端から下端までの間隔を言います。

 

 

 

そしてこの「行間」を調整すると、文字の上下の余白(または上余白のみ)が広がります。

 

さて、そのことを認識の上調整の方法をお読み頂ければと思います。

 

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@行間を調整したい文字列を選びます。

 

 

 

 

A右クリック⇒「段落」を選択。

 

 

 

 

B行間を選ぶ

 

 

 

ではここから、行間の選択肢にある

 

  • 1行
  • 1.5行
  • 2行
  • 固定値
  • 倍数

 

の違いを説明していきます。

 

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「1行」とは?

1行とは、その文字の大きさに対して定められた「1行」分の余白を上下に設けます。

 

文字が大きくなれば、それだけ「1行」も大きくなります。

 

以下は3も5も同じ「1行」ですが、5は文字が大きい分、余白も大きく取られています。

 

 

 

 

「1.5行」

1.5行の場合、上余白がやや大きめに広がります。(下余白も少し広がる)

 

以下は4が「1行」であり、6が「1.5行」です。

 

 

 

 

2行

2行になると、さらに上余白が大きく取られていることが分かります。

 

以下は4が「1行」であり、6が「2行」です。

 

 

 

 

固定値

「固定値」を選ぶ場合は、行間をpt(ポイント)で指定します。

 

ちなみに「フォントサイズ」≠「pt」ですので、フォントサイズと一緒にしても余白は生まれます。

 

以下の6はフォントサイズ11、行間は11ptですが、余白はありますね。

 

 

 

ただしこのまま行間を8ptなどにすると、文字の上下が欠けてしまいますので、適宜調整しましょう。

 

 

 

倍数

「倍数」とは、表現がややこしくなっているだけであり、「1行」「2行」と考え方は同じです。

 

間隔を「2」にすると、「2行」と同じ行間になります。

 

以下は

 

  • 3が「2行」
  • 5が「倍数:3」
  • 7が「倍数:4」

 

という設定になっています。

 

 

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ベストな行間は探すしかない

行間は『絶対にコレ』というものはありませんので、表現によって「最適な行間」を見つけましょう。

 

個人的には「1行」もしくは「固定値」を使うことが多く、あまり「2行」「倍数」といった行間は使いません。(必要性が感じられず、使いこなせておりません。笑)

 

ということで、行間の解説でした。

 

当サイトでは他にもExcelの役立つ情報をまとめていますので、参考にして頂けますと幸いです。

 

 

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