【Excel】印刷範囲の4つの設定方法と、解除方法を解説!注意点もある…!!
ITオタクのアキラです。
Excelで「印刷」する時には、「印刷範囲」の設定が可能です。
しかし上手く設定しなければ「文字切れ」を起こすことも…
このページでは、
- 印刷範囲の設定・解除方法
- 文字が切れないようにする方法
を分かりやすくまとめてみました。
ぜひ最後までお読み頂き、役立てて頂ければと思います。
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「現在の印刷範囲」を確かめる2つの方法
まずは「いま現在、印刷するとどのように印刷されるのか」を確認する方法を2つ解説します。
@印刷に関する作業を行う
少し「印刷に関わる作業」をするだけで、薄い点線で「印刷範囲」が表示されます。
たとえば [ファイル] ⇒ [印刷] を押したあとに、元のページに戻ってみてください。
このように、薄い点線によって「いま現在の印刷範囲」が分かるようになっています。
ちなみにこの薄い点線は、ファイルを閉じると消えます。(いま現在の印刷範囲が変わったわけではありません(非表示に戻るだけ))
A「改ページプレビュー」を使う
てっとり早いのはこの方法。
Excel右下に、「表示形式を選べるボタン」が3つありますが、一番右側が「改ページプレビュー」表示です。
この表示に切り替えてあげると、
- 「いま現在の印刷範囲」
- どのように「ページ区切り」されているのか
が分かります。
このあと説明しますが、ここで表示されている点線を動かすことで「印刷範囲の拡大・縮小」もカンタンに出来ちゃいます。
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印刷範囲の4つの設定方法!
印刷範囲を決める際は、主に4つの方法で設定できます。
- 改ページプレビューで「印刷範囲」を設定する方法
- 「印刷範囲の設定」を使い設定する方法
- 印刷範囲を選んで印刷方法
- 印刷範囲を追加(複数個所)設定する方法
もしも『印刷すると文字が切れてしまうよ』という方は、この後の「印刷が切れる…を防ぐ6つのコツ!」へジャンプして下さい。
@改ページプレビューで「印刷範囲」を設定する
これがもっともシンプルな方法でしょう。
Excel画面右下の「改ページプレビュー」表示に切り替えると、青いラインで印刷範囲が表示されます。
この青いラインを左右上下に動かすことで、「1ページあたりの印刷範囲」を自由に変えることができます。
たとえば上で挙げた画像は、自動的に4分割されてしまっています。
これを1ページにまとめると、以下のようになります。
ただし注意点として、もともと分割されていたものを1ページまとめるということは、それだけ表示物(文字や図形など)は縮小されてしまいます。
たとえば上のとおり1ページにした場合、拡大/縮小率は自動で58%まで下げられています。
広い範囲を1ページにまとめればまとめるほど、拡大/縮小率は小さくなり、見難くなりますので注意しましょう。
ちなみに拡大/縮小率を100%に戻すと、青い点線が出現して、また以下の表示に戻ります。
印刷範囲を一部分にすることも可能
青い点線を動かすことで、部分的に印刷することも可能ですよ。
A「印刷範囲の設定」を使い設定する方法
この方法では、予め「印刷範囲の設定」により範囲を決めた上で印刷する方法。
- 印刷範囲とするセルを選ぶ
- [ページレイアウト] 内の「印刷範囲」⇒「印刷範囲の設定」
以上のとおり、「薄いグレーの線」が入っていればOKです。
B印刷範囲を選んで印刷
Aの方法では、予め「印刷範囲の設定」をしておきました。
しかし3つ目の方法は、印刷する範囲を印刷の度に決める方法です。
- 印刷したい範囲を選ぶ
- 「Ctrl + P」キーで印刷プレビューへ
- 設定内から、「選択した部分を印刷」を選ぶ
- 右側のプレビュー内に「選択した範囲」が表示される
▼印刷したい範囲を選択▼
▼「選択した部分を印刷」を選ぶ▼
たったこれだけで、素早く印刷範囲を決めて印刷できます。
C印刷範囲を追加して印刷
Aの方法、Bの方法であれば、印刷する範囲を追加することが出来ます。
Aの方法で追加する場合は、新たに追加したい範囲を選択した上で、「選択範囲に追加」をクリックするだけでOK。
▼新たに範囲選択して「印刷範囲に追加」を押す▼
一方Bの方法であっても、Ctrlキーを押しながら複数セルを選択することが出来ますので、あとは印刷設定時に「選択した部分を印刷」を選択して印刷すればOK。
▼Ctrlを押したまま複数選択する▼
注意点!
いずれの方法であっても、選択範囲の数だけ印刷枚数が増えます。(違うページとして印刷されます)
もしも1ページにまとめたい場合、面倒ですが、選択範囲を別シートにコピーでまとめ、@の方法で1ページとして印刷して下さい。
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印刷範囲の解除方法は1クリック!
Excelの「印刷範囲の解除」はとてもシンプル。
以下の3ステップで解除できます。
- [ページレイアウト] タブ
- [印刷範囲]
- [印刷範囲のクリア]
▼「印刷範囲のクリア」を押すだけ▼
「改ページプレビュー」には気をつけよう!
もしも「改ページプレビュー」を使って、分割されていた範囲をまとめた場合は、手動で戻す必要があります。
たとえば、以下のように青い点線をズラして印刷範囲を変更した場合…
この場合は、[印刷範囲のクリア] を押しても元には戻りません。
もしも戻したい場合は、
- [ページレイアウト]タブ
- [拡大/縮小] を「100%」に戻す
という手順を踏んでください。
▼「拡大/縮小」を100%に戻せばOK▼
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「印刷が切れる」を防ぐ6つのコツ!
「印刷時に文字が切れる」を防ぐ方法は、以下のページへ移動しました。
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>>Excelの「印刷で文字が切れる」を絶対に防げる6つの対策【画像で解説】
まとめ!
Excelでの印刷範囲の設定方法・解除方法を解説しました。
当サイトでは他にもExcelの役立つ情報をまとめていますので、参考にして頂けますと幸いです。
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