拡張子「mts」ファイルのmp4などへの変換方法4つと、再生方法3つを解説
こんにちは。
実家のパソコンのファイル整理をしていると、拡張子「mts」のファイルをバラバラと発見。
このファイルは、ソニーおよびパナソニック製のビデオカメラで撮った、「HDデジタルビデオカメラ」の規格である「AVCHD」で記録された動画ファイルの拡張子です。
このページでは、そんなmtsファイルを
- 再生する方法
- 他の拡張子に変換する方法
を解説しています。
変換時には注意点もありますので、ぜひ最後までお読み頂ければと思います。
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mtsファイルを再生するには3通りの方法がある!
mtsファイルを再生できずに悩んでいる方も多いでしょう。
再生方法としては、大きく3つあります。
@同封されてたソフト・ドライバーを使う
ソニーやパナソニック製の商品を購入した際に、一緒に
- 再生ソフト
- ドライバー(WindowsMediaPlayerで再生できるようにするもの)
などが付属していませんでしたでしょうか?
まずはその点をチェックしてみて下さい。
それらはmtsファイルを使いこなすためのツールですので、基本的にそれらを使えば見ることが出来ます。
しかしこれらが無いのであれば、この後の2つの方法を試すしかありません。
Aコーデックをインストールする
2つ目の方法は、大体のパソコンにインストールされている「windows media player」を使う方法。
ただしこれはデフォルト(標準機能)では再生できません。
そのため「K-Lite Mega Codec Pack」という、様々なコーデック(データを圧縮するための考え方)に対応するための「プラグインのようなもの」をインストールしなければなりません。
ただし、そもそもパソコンに詳しく無い方にはややハードルの高い方法とも言えます。
以下のページで簡単に手順を説明されている方もいらっしゃいますので、参考までに確認してみて下さい。
Bフリー再生ソフトをダウンロードする
既存のWindowsMediaPlayerなどではなく、「mtsを再生するためにフリーソフト」をダウンロードするのも一つの手です。
フリーソフトには色々ありますが、わけの分からない片言の日本語で説明しているソフトも多く、個人的には要注意だと考えています。
そこでオススメとしては、日本語でのレビューもしっかりとついているVLC media playerが良いです。
以下のサイトでは、「ダウンロード方法」から「再生方法」まで説明されているため、参考になります。
>>フリーソフト100:VLC MediaPlayerの使い方
mtsファイルをそのまま再生するには、以上のとおり何らかのダウンロード・インストールが必要になります。
この後は「他の拡張子への変換方法」を説明していますので、そちらも併せてご確認頂ければと思います。
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mtsファイルを他の拡張子に変換する4つの方法!
上記のとおり、mtsファイルをそのまま再生する場合、基本的には何らかのソフトやコーデックのインストールが必要となります。
そのため、できれば拡張子をほかのものに変換して、既存環境で再生できるようになればベスト。
ここでは変換する4通りの方法を紹介します。
@Windowsムービーメーカーを使う方法!
もしパソコンに「Windowsムービーメーカー」というソフトが入っていれば、そのソフトを使ってmp4などの拡張子に変換できます。
Windowsムービーメーカーは、マイクロソフトからの正式な提供が終了しています。
ネット上でダウンロードできる怪しいサイトもあるようですが、マルウェアやウイルスなどが含まれている可能性があるためオススメしません。
※今現在インストールされて無い場合は、A以降の方法をお試し下さい。
変換する方法は超カンタンでして、以下のサイトでも紹介されています。
ムービーメーカーが入っている場合には、ベストな方法です。
AWin10標準ソフト「フォト」を使う方法!
もしもWindows10をお使いでしたら、「フォト」という標準ソフトがインストールされているハズです。
「フォト」は文字通り、写真の編集ソフトですが、動画も扱えます。
@ムービーメーカーを使った方法と比べるとやや面倒ではありますが、慣れればパパッと変換出来るようになります。
以下ページで分かりやすくまとめてくれていますので、「フォト」がインストールされている方は参考にしてみて下さい。
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Bオンラインコンバーターを使う!
なんとオンラインで無料変換できるサイトもあります。
もちろん一旦ウェブ上に動画データをアップすることになりますので、「個人を特定されてしまうような動画」の変換には向いていません。
しかし「インストール不要」かつ「無料」なので、ちょっとした動画の変換にはかなり便利。
mtsファイルに限らず色んな種類のファイルを変換できるので、私もたびたびお世話になっているサイトです。
C「変換ソフト」をインストールする
「変換ソフト」をインターネットからダウンロードする方法もあります。
グーグルなどで「mts 変換」と検索すると、よくわからない日本語で書かれたサイトがいくつも散見されます。
この多くは、この「変換ソフト」を作っている会社ですが、中国などの海外製品がほとんど。
しかもパッと見は無料で使えそうでも、シェアウェア(一時的に無料、継続利用で費用が発生)の可能性が圧倒的に高いです。
※海外製が悪いわけでなく、日本語化できるか分からない点や、継続利用に費用が掛かるか分かり難い点が微妙かと…。
というわけで、「完全無料」かつ「日本語も使える」ソフトであるXMediaRecodeを紹介します。
XMedia Recode
メジャーなフォーマットから、マイナーフォーマットまで、かなり幅広く対応した「動画・音声変換ソフト」です。
動画から一部分の場面を切り出したり、「映像のみ」「音声のみ」を切り出すことも可能。
日本語化もとってもカンタンなので、かなりオススメ。
以下サイトが分かりやすく使い方をまとめてくれています。
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注意点などまとめ!
mts拡張子の説明や、再生・変換方法について説明しました。
さいごにカンタンにまとめておきます。
- mtsは、ソニーおよびパナソニック製のビデオカメラで撮った動画の拡張子である
- 同封されていたソフトやドライバーによって、再生できる可能性がある
- コーデックをインストールすれば、WindowsMediaPlayerでも見ることが可能
- 無料再生ソフトとしては、VLC MediaPlayerがオススメ
- Windowsムービーメーカーがインストールされているのであれば、無料でフォーマット変換できる
- ムービーメーカーの正式な配布は終了しているため、よく分からないサイトからダウンロードするのは危険
- Win10の「フォト」ソフトでも、フォーマット変更できる
- オンラインコンバーター(変換サービス)はかなり便利だが、ネット上に一時的にファイルをアップするため、動画の中身に気をつけること
- 無料変換ソフトとしては、日本語化にもしっかり対応している「XMediaRecode」がオススメ
以上、参考になりましたら幸いです。
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