拡張子「jtd」のファイルはwordで見れない?ビューアでパパッと見る方法!
ITオタクのアキラです。
久しぶりに過去のファイルを整理していると、拡張子が「.jtd」のファイルをいくつか発掘。
『あぁ、一太郎時代のファイルかぁ』と少し懐かしい気持ちに。
ただ、昔はwordでも開けたハズが、いつの間にか「変換機能」の問題から、開けなくなってしまいました…。
そこでこのページでは、.jtdのファイルを開く方法についてまとめてみました。
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.jtdファイルをwordで見るには?
今でこそ皆さん当たり前のように「word」を使っていますが、一昔前は「一太郎」というワープロソフトがメジャーでした。
ただwindowsには使い勝手の良い「word」が(基本的に)デフォルトで組み込まれてきた背景から、いつの間にかシェアをwordに奪われることに。
さて、そんな「一太郎」で作成したファイルは「.jtd」という名のファイルで保存されるのですが、このファイルはword2007までは普通に開くことが出来ました。
word2007までは「一太郎コンバータ」という変換機能が付随していました。
しかしword2010以降にはコンバータ機能がありません…
コンバータ機能を抜き出せばwordでも見れるかも
word2007までに付属していた「一太郎コンバータ機能」ですが、これをword2010以降に無理やり導入することも出来るようです。
ただしライセンス違反については不明確とのことなので、十分にご注意下さい。
以下のサイトで分かりやすく説明されています。
このように「wordでは簡単に見ることは出来ない」という状況なので、中身を見る場合には基本的には無料の「一太郎ビューア」を使う必要があります。
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一太郎ビューアで簡単に中身が見れるぞ!
『えぇ〜どうやって中身見たら良いんだろう…』と悩んでいる際に、販売元の「ジャストシステム社」のHPを確認してみました。
すると便利なものがあるじゃないですか!
なんと、無料で「一太郎ビューア」を配信しているではないですか!
インストール型なのが個人的には不満ですが、一太郎を入れて無くても確認出来るのは、とても便利。
.jtd以外も見れるぞ!
さらに一太郎ビューアは「.jtdファイル」だけでなく、以下のような形式にも対応しています。
- 一太郎Ver.2以上のファイル
- 一太郎11以上の圧縮ファイル(jtdc,jttc)
- 一太郎2004以上の電子署名セキュリティ文書(jtsd)
- Microsoft Word 2016〜Ver5(doc/docx)
- リッチテキスト形式(rtf)
- テキスト形式(txt)
- XMLテンプレートクリエーターのファイル(jtdx)
- OpenDocument(odt)
使い方はいたってシンプル!
説明する間でもありませんが、簡単に。
- 一太郎ビューアをインストール
- デスクトップに作られたショートカットアイコンをダブルクリック
- 開きたいファイルを選ぶよう、選択を促される
- .jtdファイルや、その他上記の形式のファイルを選択すれば、中身を見ることができる
あくまでもビューアである!
注意点としては、「一太郎ビューア」は文字通りビューア(表示・閲覧専用ソフト)なので、編集などは出来ません。
ただし、印刷機能はついています。
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jtdファイルを編集したい…!
「大昔のファイルを今更わざわざ編集したい」という方も少ないとは思いますが、一応編集方法を説明しておきます。
簡単に言うと、以下の流れで編集出来るようになります。
- 一太郎ビューアをインストールする
- CubePDF(pdf化する無料ソフト)をインストールする
- 一太郎ビューアでjtdファイルを開き、「印刷」⇒「プリンタ名:CubePDF」を選択⇒OK
- CubePDFを選択すると、PDFとして出力される(紙への印刷にはならないのでご安心を)
- CでPDF化されたファイルを、PDFelement 6 Proなどの無料ソフトでWordに変換する
このように、jtd⇒pdf⇒wordに変換できれば、あとはいつも通り編集が可能になります。
なお、中にはオンライン(web上)でPDF⇒wordに出来るサイトもありますが、ネット上に無闇やたらとファイルをアップするのも危険です。
出来れば、上で紹介しているような「パソコンに無料インストールできるソフト」がオススメです。
以上、参考になりましたら幸いです。
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