拡張子「eps」ファイルを変換する2つの方法と、開き方2つ!おすすめフリーソフトも紹介します
こんにちは。
近年、クリエイターの間で見かけることも多くなった.epsファイル。
このページでは、そんなepsファイルについて
- 拡張子「eps」とはどんなファイルなのか?
- どうやって開けば良いのか?
- 他の形式に変換できるのか?
という点を分かりやすくまとめました。
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拡張子epsファイルとは?なんのデータ?
「.eps」の拡張子は、画像ファイルフォーマットの一つです。
一般的に画像ファイルというと、
- JPEG/JPG(.jpeg/.jpg)
- GIF(.gif)
- BMP(.bmp)
- PNG(.png)
- PICT(.pict)
などがあります。
しかしまだまだニッチな画像形式がたくさんあり、中でも「.eps」は
- ドロー系のソフト(Illustratorなど)
- ビットマップ系のソフト(Photoshopなど)
で作成・編集できるファイル形式です。
epsデータの特徴は?
.epsは、
- 低解像度用(ベクトル)データ
- 高解像度用(ビットマップ)データ
という2つの情報を持ち合わせています。
たとえば1000MBもある超大容量のポスター作成において、ソフトでそれをそのまま作業しようとすると、データが重すぎてとても作業できた物ではありません。
そこで、作業時には低解像度用(ベクトル)データを使うことになるのです。
ですがいざ「印刷」というタイミングでは、高解像度用のスクリプトが作動し、しっかりと高画質で印刷が可能(※)になります。
※印刷時に「高解像度のスクリプト」を解析できるプリンターが必要
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epsファイルを開くには?
epsファイルを開くには、通常は上で挙げたような「Illustrator/Photoshop」などのソフトが必要です。
ですがここでは、それ以外の2つの方法を紹介しましょう!
@無料のビューワー(viewer)を使う!
ビューワー(viewer)とは、文字通り「見るためのツール(閲覧用)」です。
無料のものでは「シェアウェア(一定期間だけ無料で、その後有料になるソフト)」が多いのですが、永久無料で使えるおすすめのソフトがあります。
それが「XnView」です。
- 永久無料である
- 日本語に対応している
- 実に500近い種類の画像ファイルを開けることが出来る
- モザイク加工や色調補正などの編集ができる
- 画像ファイルの一括フォーマット変換ができる
- 最新のwindowsにもmacにも対応している
とりあえず、「超スグレモノ」ということだけは間違いないです。
ダウンロード方法や使い方は、以下ページで分かりやすくまとまっています。
A他の形式に変換してから開く
『わざわざXnViewを入れたくない』という方は、一旦ファイルを別のフォーマット(PDFなど)に変換してから開くと良いでしょう。
変換方法はこのあと説明します。
ExcelやWordでは開けない
昔はExcelやWordを開いた状態で、.epsファイルを挿入すれば一部データは開けていました。
しかしofficeの仕様変更で、開くことは出来なくなってしまいました。
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.epsファイルを他の形式に変換する!
.eps拡張子のファイルを他の形式に変換するには、結論から言うと「開けないepsファイル」を閉じたまま変換したいのであれば、「オンラインコンバーターを使うしかない」です。
ただし、ファイルを開ける状態であれば、フリーソフトでPDFやJPEGなどへの変換が可能です。
一つずつ説明していきます。
@フリーソフトで変換する場合!
もしXnViewなどで「.epsファイルを開ける状態にある」のであれば、
- XnViewで変換する
- CubePDF(pdf化する無料ソフト)などで変換する
という方法があります。
XnViewでの変換方法!
上でも説明のとおり、XnViewは「他の形式へのフォーマット変換」が可能なので、もしビューワーとしてダウンロードしているのであれば、そのまま変換しちゃいましょう。
CubePDFなどでの変換方法!
『PDFへ変換したい』という方が多いので、ここでは例として「PDF化」を挙げます。
何らかのソフトで.epsファイルを開けているのであれば、CubePDFという「仮想プリンタ」をインストールしておけばPDFに変換できます。
予めインストールしておけば、[印刷]⇒[プリンター名]のところで、「CubePDF」が選択できるようになります。
これを選択して[OK]を押すと、紙に印刷されるのではなく、PDFファイルとして保存することが出来ます。
Aオンラインコンバーターで変換する場合!
『XnViewなどのソフトをわざわざインストールしたくない』という方は、オンラインコンバーターを使いましょう。
これは文字通り「オンラインで変換する方法」であり、一旦ネット上に.epsファイルをアップロードする必要があります。
そのため「機密情報や個人情報が含まれるようなファイル」の変換には要注意ですが、気軽に変換したい場合にはとっても便利。
オンラインコンバーターは色々なサイトが提供していますが、個人的なオススメは「Convertio」です。
使い方はとにかくカンタンで、
- epsファイルをアップロードする
- 「変換したい形式」を選ぶ
- 「変換完了」となれば、あとはダウンロードする
という超シンプルなもの。
JPEGやPNGなどに変換すれば、わざわざXnViewなどをインストールしなくとも、Windowsの標準ビューワーなどで簡単に開けます。
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まとめ!
epsファイルの中身や開き方、変換方法を解説しました!
最後に簡単にまとめてみます。
以上、参考になりましたら幸いです。
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